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【動画】世界の珍しい動物に興味がある人々に捧げる珍ストーリー南米編

2019/07/18
 
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南米の珍しい動物③ ボルーガ(ローランド・パカ)

まずは、我が家の裏庭で運良く撮影できた動画からどうぞ ↓

※携帯電話をご使用の方は、画面を縦方向にしたまま、全画面表示モードにしてご覧ください。

動画で登場したのが、英語名でローランドパカLowland Paca)。

学名、クニクルスパカ(Cuniculus paca)。

メキシコ中部から、南米大陸中部まで広く分布します。
夜行性。

スペイン語では地域によって呼び名が変わり、私たちの住む南米コロンビア国内でもボルーガ(Boruga)他、複数の呼び名があります。

ローランドパカの分類は齧歯類(げっしるい)と呼ばれ、ネズミやリスの仲間です。

とは言っても、ローランドパカの大きさは8㎏前後あり、ウサギよりはかなり大きく、大き目の小型犬と張り合う大きさです。

ネズミの仲間でもネズミの大きさではありません。

 

コロンビア全土で出会えますが、ペットとして飼う人はあまりおらず、大半が野生です。

野生であるため、動画のように食べ物があれば寄って来ることはありますが、人間になつく訳ではありません。

 

このローランドパカ、コロンビア中部~南部に広がるアマゾン密林(ジャングル)では人々の大事な食糧源となっています。

ちなみにたくましい生命力を持つ動物なので、絶滅危惧種ではありません

私の夫が良くジャングルに入る人なので、私たち家族もローランドパカを食します。

 

南米の珍しい動物④ サンゴヘビ

まずは、長男が手のひらに乗せているヘビをご覧ください。
南米サンゴヘビ1

我が家から2分の場所にあるごく小さな、人工池のある公園で撮影しました。
ヘビの全身が見える写真がこちら。
南米サンゴヘビ2
このエキゾチックなヘビを見つけて遊んでいたのが、2枚目の写真で後ろに写っている、水色のシャツを着ている自称昆虫博士のホセ

ホセと知り合ったのは2年近く前で、昆虫を含める動物界すべてをこよなく愛し探求する青年。

その上サバイバル好きで、あえて食べ物がない場所に出向き、出会った昆虫を調理して食べたりもします。

 

日本だと

「何かのテレビ番組のネタか!」

と言葉を失いますが、

コロンビアだとアマゾン密林(ジャングル)で日常的に昆虫を食する人々もいるので、

「あっ、そうなのね。」

という程度です。

 

そんなホセが、

「このヘビのしっぽにある赤は黒で挟まれているから、このヘビは毒性じゃないよ。

頭も丸いでしょ?毒性だと尖がっているんだよ。

この種は、ニセサンゴヘビと呼ばれるんだ。」

と断言し、ヘビをペットかのように、自分自身の首に巻き付けたりなでたりして遊んでいます。

 

動物園の昆虫コーナーで、毒性のヘビと無毒のヘビの見分け方を教わった際の内容は:

南米ヘビ毒性かどうか

情報元(スペイン語):IVIS

 

シマ模様の黄色と赤色が隣り合っている場合は、毒性のヘビ

シマ模様の黄色または赤色が黒色で挟まれているパターンであれば、無毒なヘビ

ということです。

 

つまりホセの言う通り、赤色が黒で挟まれているこのヘビは、毒を持たないサンゴヘビの種であるはずです。

 

ホセがあまりにもヘビを可愛がっているので、触りたがる長男

 

これだけ自信満々に断言しているし、教わった内容とも一致しているし…

ということで、長男はヘビの頭を撫でた後、ヘビと2枚だけササッと記念撮影

 

その後、この写真を得意げに夫に見せる長男。

そこで……

このヘビは、スペイン語でラボ・デ・アヒ(Rabo de Aji)と呼ばれる超猛毒種のヘビだ!

息子に触らせるなんて何考えてるんだ!!

と、私は夫に散々叱られました。

 

ちなみにアヒ(Aji)とは、こちらの唐辛子のことです。色を指して命名されたのでしょう。

 

夫は誰も足を踏み入れないようなジャングルの奥地に入る人。

確かにラボ・デ・アヒという単語で検索すると、私たちが見たのと同じヘビの写真が数枚出て来ます。

情報発信元も一応信頼できそうなサイトです。(発展途上国から発信されている情報は内容が不正確なものが実に多いため、きちんと発信元を確認する必要があります。)

サイト情報によると、ラボ・デ・アヒは夜行性なので昼は活発でない。

また、もともとの性格が穏やかで攻撃的ではない、とのこと。

 

とは言っても、神経細胞に作用する猛毒を持っている種。

 

コロンビアでは年間ヘビに噛まれるケースが約3,000件発生し、そのうちの30件はラボ・デ・アヒによるもの。

さらに、適当な医療の対応が受けられないがために死亡するケースも毎年発生しています。情報元:スペイン語

コロンビア国内で男児がラボ・デ・アヒに噛みつかれ、噛まれた数時間後に病院の緊急室に運ばれたという記事もあります。

 

この時点で、私は顔面蒼白。

 

更に英語で検索をかけると、中南米固有の種であり、中でもこの赤い色合いはコロンビア特有の種とのこと。

学名はMicrurus mipartitusで、日本語で検索をかけると「ツノマベニサンゴヘビ」と和訳が出ます。

ただ、日本語検索だと写真も異なる上、それ以上の情報もなし。

 

とにもかくにも、ニセサンゴヘビどころか猛毒ヘビであった模様。

 

完全に言葉を失いました。

コロンビアの国立衛生研究所のサイトを読むと、どうやら私の学んだ毒性の識別ルールには例外があるとの注意書き。

 

確かに、これだけ動植物の種類が豊富な国にいて、まだ人間に知られてもいない種の動植物も無数に存在する中、ルールが全てに適応すると思っていた私って一体……

 

結論としては、この先何色だろうとヘビには触らない、の一点です。

 

勉強になりました……

長男の身に何も起きなくて本当に良かった。ごめんなさい!!

 

 

南米の珍しい動物たちに出会って来て

8年以上に渡るコロンビア生活の中で、当記事で紹介した4つの動物たち以外にも、沢山の見たこともなかった動物たちに出会って来ました。

コロンビアに限らず、南米大陸は実に豊かな自然に恵まれています。

その雄大なる美しさに感動すると共に、アマゾン密林(ジャングル)が破壊されて行くようすを、この目で見て来ました。

動物たちが住処をなくし、密林に住む原住民が今までの狩りと漁の生活を諦めざるを得ない姿も、目にして来ました。

 

私たちこの地球に住む人間は、全員、地球人。

私たちの母なる大地と、

今までとは全く違った形で共に歩む術を、

何とか生み出したいものです。

 

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画像提供元:Marcel Langthim from Pixabay

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