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【体験談】南米在住者が南米の治安について語る:コロンビア共和国

 
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南米コロンビアの治安⑥:ドメスティックバイオレンス

 

これは南米に限ったことではありませんが、ドメスティックバイオレンス(DV)の頻度と過酷さは、多くの場合、貧困の度合いに比例しています。

悲しいながら、信じられないようなDV経験者のコロンビア人女性たちに数多く出会って来ました。

 

近所の女性が「助けてー!!殴られる!!」と叫んでいるのや、

別の女性の旦那が、自分たちの娘に向かって「母親を全力で殴れ!!」と叫んでもみ合いになっているのを聞いたり、

ドメスティックバイオレンスにより通報があって警察沙汰になっているのを目撃したり。

 

国からの資金面での援助がほぼ存在しないため、散々な扱いを受けても同じ男性と一緒に生活を続ける、という女性を数えきれないほど知っています。

 

現在でも尚、貧困層の家庭に生まれた女の子たちは、12・3歳になると学校にも行かず、働かされはじめます。

大抵は、幼い兄弟たちの母親代わりをさせられたり、他人の家に入って超低賃金で家事手伝いなどをさせられます。

 

一方で、親が不在であり大人の監視下にないため、12・3歳で妊娠している女の子たちも沢山目にして来ました。

南米諸国はキリスト教徒が大半を占めるため、大多数の国々で中絶が認められていません。

コロンビアでは中絶が一定条件下で合法ではあるものの、信仰上の理由などから、実際に中絶手術に至るのが困難な場合が多いのが現状です。

 

少女たちは、結果的に12・3歳という若さで、義務教育を修了することもなく母親になります

その後、彼女たちが責任感のある、家庭を共に築いていけるようなパートナーに出会うことはほぼ夢物語です。

 

このようにして、同じ負のサイクルが何世代にも渡って繰り返されます。

 

 

南米コロンビアの治安⑦:大声では言えない内容

  • 交通違反で警察がワイロを請求して来るのは当たり前
  • パートナーが警察に堂々とiPhoneを盗まれた
  • 警察が非行グループと組み、コロンビア人の友だち数人にひどい暴行を加えた後に留置場に一晩拘束した(彼らは抵抗して警察と路上で殴り合いの喧嘩。深夜2時の出来事。)
  • コロンビア在住の外国籍の友だちが、コロンビア移民局から高額のワイロを請求された(当移民局は繰り返し問題を起こしたようで、今は改名し職員も入れ替えたようです。)
  • 近所の子たちがつるんで薬物を販売しているのを知ってしまった
  • 顔見知りの主婦が薬物販売で見つかって受刑中
  • 外国人観光客にまだほとんど知られていない島のリゾート地に行ったところ、たまに岸辺に薬物(コカイン)が大量に入った袋が流れて来ると、子供たちが真顔で話していた。後でマフィア関係者が回収しに来るらしい。これは海上で薬物の取り締まりがあるときに、船からすべての薬物を水中に投げ出すため。

 

とにかくコロンビア警察をはじめとする組織の汚職はひどい。

そして、裏の組織が怖い。

それでもメキシコよりは、はるかに良いと聞いていますが。

ちなみに私がメキシコに住んでいたときには、一度だけ警察官が友だちに「クリスマスプレゼントくれる?」とワイロを請求したのを目撃しただけです。

 

補足説明:普段、街で出くわすコロンビア人警察官たちは、誰もが表は優しい顔を持っています。観光客である限り、警察官と問題を起こす可能性はかなり低いです。

 

 

さいごに、私の意見

 

さて、いかがでしたでしょうか。

コロンビアって危険って言うけれど、この程度なのね?」か「やっぱり危険だね!」か。

 

一点だけ追記すると、私には年齢の低い子供たちがいるので、「夜のコロンビア」の世界をほとんど知りません

要はラテンパーティーですね。

それがコロンビアの醍醐味だという人もいます。

夜は全く別の一面を見せると聞いているので、特有のハプニングも付き物だろうと推測します。

 

さて肝心の、「旅をしても大丈夫なのか?」という点ですが、

東南アジアなどでのバックパック経験があるなら特に問題はないと思っています。

  • 危険だと言われている場所や集団に近づかない。時間帯に気を付ける。
  • 金銭や携帯電話を含む所持品は必要最低限だけ持ち歩く。隠す。
  • どんなに親しみやすい態度で近づいて来ても、例え数回会った仲でも、信頼しない。(日本人の心だと難しいのですが、割り切って下さい。コロンビア人は基本的によほどでないと他人を信頼しません。)
  • 周りで何が起きているのか常に察知できるよう、感覚を磨く。

 

私自身のコロンビア国内一人バックパッカーの旅は、コロンビアの首都ボコタ-エクアドルの首都キトを陸路で往復した、というものに限ります。(15日間)

一応、国境越えは気を付けるようにと色々言われていますが、何の問題もありませんでした。(ちなみに上記の写真は国境越えする私です)

 

ただし、コロンビアが安全だとは決して言いません。

冒頭にも列挙しましたように、コロンビアより治安の良い南米国は沢山あります。

ただコロンビアと、ここに住む人々たちにしか存在しない魅力があるからこそ、年々外国人観光客が増加しているのだと思います。

もしコロンビアに運命的なつながりを感じるようであれば、自身の直感とキャパシティを信じるのも、素敵な選択肢だと思います。

 

以上、未来の旅人のお役に立てたことを願っています。

 

 

 

【写真提供元】
Pixabay: Kohji Asakawa, CESAR AUGUSTO RAMIREZ VALLEJO, M. Maggs, Dariusz Sankowski, Alexas_Fotos, silviarita, Aline Dassel

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