小学校&中学校の英語の授業のゲームにどうぞ。幅広く応用できます!

2020年の東京オリンピックが近づくに連れて、日本の英語教育について考える方が増えて来た気がします。
個人的には、日本ほど英語能力不足のために損をしている国はない!と思っていますので、このオリンピックをきっかけに、国レベルで英語教育のシステム見直しが行われることを内心、期待しています。
確かに日本語と英語は、そもそもルーツが全く異なるので、日本に、英語が好きではない / 興味がないという層が存在するのは無理もないと思います。
しかし
「国民の大半が、英語での会話ができない」という状態ですと、それはやはり英語の教育方法に問題があるのではないか、と疑問に思う人が出て来るのも無理がありません。
私は、世界の凄まじい競争に日本がついて行くためにも、
これから英語を学ぶ子供たちには是非、従来とは異なる方法で英語と関わって欲しい!
そう、強く願ってやみません。
今日も、生徒たちが楽しんで英語と付き合えるために大活躍するゲームを紹介して行きます♪
英文や英会話の練習もゲームで行いましょうシリーズ①
Hot Potato!(ホット・ポテト)
ターゲット | 語彙全般、または、英文、会話力、文法(バリエーション欄参照) |
ジャンル | スピーキング |
サイズ | 1グループにつき、生徒10人程度(詳細はバリエーション欄参照) |
用意するもの |
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下準備 | 生徒にHot Potatoのコンセプトを以下のように伝えておく:
Hot Potatoを直訳すると、熱いジャガイモ、である。バーベキューのジャガイモや、屋台のじゃがバターを連想してもらうと良い。ゲームの要点は、やけどをしないように、できる限り速く生徒同士でジャガイモを渡していく必要がある点。 直訳とは別に、英語圏ではHot Potatoは言い回しであり、「扱うのが厄介、または議論を招くような物事や人」のことを表す。生徒のレベルのよっては、Hot Potatoの本当の意味を豆知識として伝えると良い。 |
ルール |
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コメント | ジャガイモを落としたり、投げたりする生徒は、その時点でアウト。英語に関連した芸を披露する(芸のアイディアはルール欄「5」を参照)。 |
バリエーション | 生徒全員で大きな輪を作りたい場合には、ジャガイモの数を2つや3つに増やしても良い。ただし、生徒が好き勝手行い、ゲームが滅茶苦茶にならないように注意。
英単語だけではなく、生徒のレベルに合わせ、正しい文法を使った英文の練習や、簡単な会話の練習をさせることも可能。 |
誰が持ってるかな?
ターゲット | 会話力(BE動詞の質問、一般動詞の質問、YES/NOの回答) 語彙全般(バリエーション欄参照) |
ジャンル | リスニング、スピーキング |
サイズ | 指定なし |
用意するもの |
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下準備 |
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ルール |
【例】 絵が医者(職業)の場合: 絵がニンジン(品)の場合:
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コメント |
Do you have a marble, Akiko?
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バリエーション | 語彙力の練習の場合:
それぞれの生徒が1枚ずつ単語カードを手前に置いておく。「監視役」は誰が紙を持っているかを当てるときに、個人名を使って指名する代わりに、その生徒の前に置かれた単語カードの英語を正しく言う必要がある。 |