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【ゲーム無料ダウンロード】小学生の集中力を保ちながら英語を教える

 
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幼児や小学生に英語を教え始めるにあたり、恐らくかなり早い段階で先生方が頭を悩ませるのは、

生徒の集中力が持続しない!しなすぎる!

という点です。

一番大切なのは、

同じスタイルで授業を続行しても、解決策は見つからない

という事実を認識することです。

 

実は、小学生が45分間の授業の間、集中力を維持できない、というのはごく当たり前のことなのです。

先生方の中には、時間管理法の「ポモドーロ・テクニック」についてご存じの方もいらっしゃるかと思います。

仕事時間を「25分間の作業時間と5分間の休憩時間」というサイクルに分割することで、仕事の生産性を大幅にあげるテクニックです。

当テクニックを応用して「52分間の作業時間と17分間の休憩時間」が最高の生産性を生み出す、という記事も目にしたことがあります。

いずれにせよ、勿論例外は数多くありますが、一般的に言うと、仕事を持った立派な大人でさえ60分間続行して集中することは困難である上に生産性があがらない、ということです。

 

この事実を踏まえて、私の50分間の英語の授業は、10分前後の単位でアクティビティを変えています。長くても1アクティビティにつき15分間が限界です。

加えて大事なのが、体を動かすアクティビティを含めることです。

体を動かしながら覚えると、情報が記憶に残りやすいからです。

 

今日は、その意味で最適な楽しいゲームを3バージョン紹介しようと思います。広いスペースが必要になりますので、校庭や体育館に移動することをご検討下さい☆

 

 

盛り上がり必須!小学校の授業で使える語彙力ゲーム

ドラゴンのしっぽ

ターゲット 語彙全般、簡単な英文
ジャンル スピーキング
サイズ 生徒8人以上
用意するもの 薄手のタオルや紐、または手作りのしっぽ
下準備
  • しっぽを手作りする場合は、紙や布を使ってチーム数分の「ドラゴンのしっぽ」 を用意する
  • 各チームの生徒数が4人以上になるように、生徒をチーム分けする
ルール
  1. チームごとに距離を離して列を成して立ち、各生徒が前にいる生徒の両肩に両手を載せる。
  2. 各チームの最後尾の生徒のズボン・スカート・ベルトなどを利用して「しっぽ」を挟む。
  3. 先生の合図に合わせて、生徒全員が”We catch, We catch, We all catch the dragons’ tails!“(取るよ、取るよ、みんなでドラゴンのしっぽを取るよ!)と合唱する。
  4. 合唱が終わると共にスタート。各ドラゴンの先頭の生徒が、他のドラゴンのしっぽを取るのが目的。
  5. 肩から手を離したり、先頭以外の生徒がしっぽを取った場合などは、5秒間フリーズ、などのペナルティを付ける。
  6. チームごとのしっぽ獲得数により、単語カードの語彙や簡単な英文を言わせる。
コメント
  • クラス全体に落ち着きがなかったり、集中力に欠けているときに、授業のトーンを変えるのに活躍するゲーム
  • 外や体育館など、広いスペースが必要
バリエーション 小学校低学年・中学年の場合は、次に続く「動物のしっぽ」を使うのがお勧め。

 

 

 

動物のしっぽ

ターゲット 語彙全般 ※バリエーションを使用する場合は動物
ジャンル スピーキング
サイズ 指定なし
用意するもの 薄手のタオルや紐、または手作りのしっぽ
下準備
  • しっぽを手作りする場合は、あらかじめ布や紐を使って動物のしっぽを用意しておく
  • しっぽをつける生徒を決めておく
ルール
  1. しっぽをズボンやスカートに挟んだ生徒が真ん中にして、生徒たちが円を作る。
  2. 円を成している各生徒は後ろに5歩下がり、円を広げる。(歩数は年齢に合わせて調整すること)
  3. 先生の合図に合わせて、生徒全員が”We catch, We catch, We all catch the cat’s tail!“(取るよ、取るよ、みんなで猫のしっぽを取るよ!)と合唱する。動物名は適宜変更。
  4. 合唱が終わると同時に真ん中の生徒は円から外に向かって逃げる形で走り始める。
  5. 残りの生徒は、後を追ってしっぽを獲得するのが目的。
  6. しっぽが取られた時点で、1ラウンド終了。しっぽを取られた生徒に、単語カードの語彙や簡単な英文を言わせる。
  7. しっぽを獲得した生徒が新しく「動物」になり、円の真ん中に立つ。

※合唱が終わるまでは誰も動いてはいけない。フライングはペナルティを付けること。

コメント
  • クラス全体に落ち着きがなかったり、集中力に欠けているときに、授業のトーンを変えるのに活躍するゲーム
  • 外や体育館など、広いスペースが必要
  • かなり盛り上がるゲームなので、頑張りすぎてケガ人が出ないように、時間制限などを付けると良い
バリエーション 動物名を一緒に覚えさせたいときには、生徒全員に動物になってもらう。次のセクションの「動物の後ろ姿カード」を印刷し、動物ごとにカードを切り離しておく。生徒数が多すぎるときには、一部の生徒だけを動物にしても良い。

  1. 生徒全員の背中に「動物の後ろ姿カード」を貼り、ズボンやスカートにしっぽを挟んでおく。
  2. 生徒たちは距離を離して立つ。
  3. 先生の合図に合わせて、生徒全員が”We catch, We catch, We all catch animals’ tails!“(取るよ、取るよ、みんなで動物のしっぽを取るよ!)と合唱する。
  4. 合唱が終わると同時に、生徒たちは自由に走り回り、しっぽを取る。
  5. しっぽを取る際に、必ず動物の名前を英語で正しく言わせる。
  6. しっぽ獲得数・有無により、単語カードの語彙や簡単な英文を言わせる。しっぽを最も獲得した生徒が次のゲームを選び、先生役になって単語カードを他の生徒に言わせる、などでも良い。

 

 

【無料ダウンロード素材】動物の後ろ姿カード:A4サイズ

↓の画像をダブルクリックすると、別ウィンドウでファイルが開きます。(計3ページ)

  • 動物の種類は合計12種
    Rabbit(うさぎ)、Cat(猫)、Dog(犬)、Bear(クマ)、Lion(ライオン)、Panda(パンダ)、Pig(豚)、Fox(キツネ)、Tiger(トラ)、Mouse(ネズミ)、Squirrel Chipmunk(リス / シマリス)、Penguin(ペンギン)
  • SquirrelChipmunkでは大きさも、しっぽの模様の有無も異なるので、正確には代替可能ではないのですが、生徒たちが映画「アルヴィンとシマリス」や「チップとデール」に大分親しみがある場合は、私はChipmunkを使っています。
  • 発音は以下のリンクで確認できます。
  • 特に動物についての授業を行いたい場合も、以下のリンクをご参照下さい。

関連:【無料ダウンロード】英語の動物一覧表:発音まで確認できる、音声付き!

 

 

 

 

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