子供がお片づけをしないときにはこの技!驚くほど即効果あり☆

私は長男が3歳になりたてのとき、何かにつけてもめるような時期がありました。
特別なことが起きた訳ではないのですが、まぁ子供に良くある成長ステップのひとつだったのでしょう。
かなり苦戦したのが「おもちゃを片づける時間になっても一切片づけない」こと。
おもちゃを捨てるとおどしても全く効果がないし、おもちゃを思い切って半分に減らして隠しておくか、誰かに譲ろうかしら、と本気で思っていました。
そんな「お片付け時間」が億劫でたまらなかった頃に、先輩ママである友だちに、ある「技」を教えてもらいました。
それがあんまりにすっきりと私の問題を解決してくれる技だったので、ここで公開します (*゚ー゚)v♪
日々奮闘中のママたちのお役に立つことを願って (^ー^☆♪
ズバリ子供が必ず片づけをするようになる技
【用意しておくもの】
・タイマー
・大きめの箱
※「特別な箱」という雰囲気を出すために、新しい箱か、あまりなじみのない箱を用意することをおすすめします。
【決めておくこと】
・片づけ開始時間
・片づけ終了時間
手順1.事前に「ママがお片づけの時間よ、って言ったらお片づけを一緒にしようね」と約束をさせる。
手順2.時間になったらその旨を伝える。大抵「えー、もう時間なのぉ?あとちょっと遊ばせてよ~」と言われる。(言われない場合は次の手順へ)
ここでタイマーを「5分」とセットをし、アラーム音が鳴ったら片づけをすることを再度約束させる。
手順3.アラームが鳴った後、再び「えー、もうちょっと遊ばせてよー」と言われても、ここは譲らない。「約束は約束よ」ということをはっきりと伝える。
手順4.ここで用意していた箱を披露する。
「今日から新しいおうちの決まりがあるの。お片付けの時間が終わっても残っていたおもちゃはすべてこの箱に入れるわよ。この箱はママの特別な箱なの。明日〇〇ちゃんはこの箱に入っているおもちゃでは遊べないからね。」(表現は年齢に応じて変えてください。)
手順5.決めておいた片づけ終了時間にあわせてタイマーをセットする。
「アラーム音が鳴ってもおもちゃが残っていたら、残っているおもちゃはママの特別な箱に入れるわよ」と説明する。
手順6.ここでパターンが分かれます:
1.ママを完全に無視。全くもって片づけをしないで遊び続ける
2.いやいやながらもママと一緒に片づけをするものの、過剰なほどスローペースだったり、そのうち再び遊びはじめていたりする
3.やる気になって片づける
「3」は理想的ですね!ミッション完了です (^-^*)/
「2」の場合はようすを見ながらできるかぎり手伝ってあげましょう。ただ、すべてのおもちゃを片づけてしまっては意味がないので、おもちゃがいくつか残るようにします。
「3」は若干厄介です。年齢によってはルールを理解しなかった可能性があります。
その場合は、「2」と同様、ママが大半を片づけることになるかもしれませんが、おもちゃがわりと残るようにします。
理解しているのに確実にママの言葉を無視した場合は「〇〇ちゃんがお片付けをはじめるまでママはお片付けお手伝いができないからね」と伝えておき、見守ります。
手順7.アラームが鳴ったら、約束通り、残ったおもちゃを箱に入れる。
※ここで、子供が泣こうがわめこうが、たたくふりをしようが、妥協はしないでください。子供はきっちりと約束を守る人の話はちゃんと聞きます。譲ってはいけません。心を鬼にして、おもちゃをしまってください。
もう一度言います。
妥協はしないでください。毎日毎日「おもちゃをしまいなさい!」と口をすっぱくする生活にもうこりごりなのですよね?なら、絶対にここで譲らないでください。
手順8.ここでもう一つのルールを説明する。「この次のお片付けの時間に〇〇ちゃんがちゃんと全部お片付けできたら、この箱からひとつおもちゃを取り出して良いからね」(※場合によって個数を変更)
つまり、場合によっては、子供がお片付けを覚えるまで、箱のおもちゃが増え続ける可能性もある、ということです。
という我が家は、驚くことに長男のすべてのおもちゃを「特別な箱」に入れる結果となったのです (TmT)
我が子が一人で片づけをするようになった
乳児だった頃から「意志は貫く!」(要は頑固… Σ(・口・))だった長男は、見事、私の大作戦を無視。
その頃、棚のケースやおもちゃ箱にしまってある部屋のおもちゃをとりあえず全て出して遊ぶのが彼のブームだったため、リビングルームがおもちゃ箱状態に。
そう、自分の部屋からわざわざおもちゃをリビングルームに持ち出すというわんぱくっぷり | ̄ω ̄、|
初回は「やっぱりルームを理解できなかったのかしら?」と思い9割のおもちゃを私が片づけ、残り1割を「特別な箱」に入れる結果に。
が、2日めにして息子はルールが理解できているのに一切片づけるつもりがないことが明確になり、その日のうちにリビングルームに散らかっていたすべてのおもちゃが「特別な箱」行きとなりました。勿論、箱ひとつで収まる量では全くなく、更に大きい黒いごみ袋を3つ使うことに。
それでも息子はケロッとしていました。
「おもちゃはいらない」と。
「まぁ、子供がそう言うなら!」と、心を鬼にして構わないでいること半日。
さすがにおもちゃが必要になったようでルールを絶対に守る、という条件のもと、おもちゃを2つほど箱から取り出しました。
それ以来、息子と一度もおもちゃの片づけでもめたことがありません。
一度でこんなにさっぱり解決するとは、私も本当に驚きました (‘-‘*)♪
余談ですが、お片付け時間中にテンポの良い曲をかけるとお片付けが進みます。
曲は毎回同じものをかけると「あっ、お片づけの時間だ!」と子供も認識します。
日々の「お片付け時間」が苦痛でならないママさん、どうぞこのテクニックを試してみてください!
朗報をお待ちしています (。・ω・)ノ゙♪
Photo credit: colemama via VisualHunt / CC BY-NC-SA