【自由研究・工作】高学年にもおススメする夏休みの楽しい工作テーマ

今日はこちらの、実に素敵なオーナメント↓の作り方をご紹介します。

Photo credit: Wicker Paradise on VisualHunt.com / CC BY
お断りしておきますと、当写真に写っている制作物は私たちの作品ではありません。
今日ご紹介するのと同じ「毛糸のオーナメント」を白い麻紐で沢山作り、結婚式用に装飾した様子が撮影されたものです。
ご覧の通り、実は今日の工作内容、海外では大人のDIY(Do It Yourself=ハンドメイド)でも大人気の作品です。
そして見た目が豪華なのにも関わらず、実はさほど難しくありません。
小学校高学年のお子さまであれば、自由研究の工作として十分に楽しんでくれる内容になっています。
では早速、詳細を見ていきましょう♪
◆目次【本記事の内容】
【自由研究】小学校高学年におススメの工作「毛糸のオーナメント」
用意するもの
- 風船
- 多様な色と太さの毛糸や麻ひも
- 木工用ボンド(120ml)
- コーンスターチ(1/2 カップ)
- ぬるま湯(1/4 カップ)
- ワセリン
- 風船をつるための糸
- トレー
- 敷物シートや新聞紙
- 工作用のスモックやエプロン
- (お好みで)工作ニススプレー
下準備
- 作業するエリアの床に敷物シートや新聞紙を広げておく。(ボンドを使うため床がかなり汚れます)
- トレーに、上述の分量の木工用ボンド、コーンスターチ、ぬるま湯を良く混ぜ合わせておく。トレーは深みがあるものよりも、幅があるものの方が使いやすい。
手順
1.風船を中くらいの大きさに膨らませる。ポイントは卵型よりも球形になるように膨らませること。
2.風船の表面全体に薄くワセリンをのばして塗る。これは後で風船を外しやすくするため。
3.作業がしやすいように、風船を高めの場所から糸でつるす。私は良い場所が見つからなかったため、下絵のように椅子の背を使用。
4.風船の大きさに合わせて、毛糸(麻紐)を適当な長さに切っておく。
年齢が低いお子様と作業をする場合は、スモックのご使用をおすすめします。
5.あらかじめ用意したおいたトレーのボンド混合液に、切った毛糸を一本ずつひたす。
6.糸についた余分な液を適度に指でおとし、風船を包み込むような形で、丁寧に巻き付けていく。
7.ひと晩乾かす。
8.完全にボンド液が乾いたのを確認したら、中の風船を割る。(風船がいつの間にかしぼんでいる場合もあります)
9.風船を抜いてできあがり。長く保管したい場合は、スプレー状の工作ニスで作品を仕上げる。
留意点
- ボンド混合液について:
分量を記載しましたが、木工用ボンドの質が国によって異なること、その日の気温によっても変化があること、他さまざまな要因により、混合液は一概に「こうなるべき」と明記できません。分量通りに作り、その後、糸の貼りつき具合によりボンドの量を調整してください。わりとサラサラな液状で問題ありません。 - コーンスターチがない場合は片栗粉で代用可能ですが、ぬるま湯に片栗粉をいれてしまうとダマになるので、はじめに水に片栗粉を溶かしてから、軽く火にかけることをおすすめします。
- 季節によっては一晩では乾かない場合があります。こちらは雨季(日本でいう梅雨)だったので、まる2日間乾燥させました。
- 我が家には毛糸しかなかったのですが、麻ひもや細目の紐でもかなりキレイな作品ができ上がります。是非、さまざまな糸の種類でお試しください。
感想
なんとも素敵なオーナメントに仕上がって長男も大喜び。
「小学生の工作」感があまりになかったため、リビングルームに飾ることになりました♪
長男が低学年であるため、少しでも作業を進めやすくしようと思い、一番下のベースには太目の毛糸を使いました。
風船がざっくりと太めの毛糸で覆われたところで、細目の毛糸の登場。
上から長めに切った細い毛糸をぐるぐると貼り付けて完成。
これが結果的に、なかなか良い選択だったようです。
少し厄介なのは、やはり風船が動く点です。
長男が風船を固定している間に私が糸の貼りつけ方のお手本を見せ、役を交代して長男が作業を続ける、
といった感じです。
あらかじめ風船の中に重りになるものを入れたり、風船の上下を固定してしまう方法もあるのですが、私は作業前には思いつきませんでした。
ちなみに私の叔母は、小さめの風船と色とりどりの麻紐を使って同じ作品を作り、クリスマスツリーの飾りにしていました。
これまたDIYとは思えないかなり美しい仕上がりで、叔母も誇らしげにしていました。
是非みなさまも「毛糸のオーナメント」作りをお楽しみください♪
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